曲げ機
ストレッチベンダー機
ストレッチベンダー機とは、車のドアサッシュ、モール、チャンネル、レールのベンディング加工で、ストレッチベンダー機が多く用いられています。 加工材料の両端を固定し、引張力をかけ、金型に圧接させてベンディング加工を行います。プレス曲げ加工と比較すると、引張力をかけた分、コントロールできる箇所が増え、より高い品質の製品が作り出せます。
ストレッチベンダー機を分類すると、ラップアーム型、ロータリー型(ジャイロも含む)、バーチカル型等があります。 ラップアーム型には型を交換するための回転テーブルを設置することができます。この他、段取り装置の設置も可能です。
ガイドロータリーベンダー機
車のスライドドアのレールをベンディング加工するために、ガイドロータリーベンダー機を開発しました。ローラーを用いて、ワーク(金属素材)にベンディング加工を行います。型が小さく、交換しやすいため、多品種少量生産に向いています。ワークの片側のみを固定するので、歩留まり率に優れています。押し圧の調整により材料ロットごとに、ベンディング加工が対応できます。
省力化の設計・制作
これまで、ベンダー機の動力は主に油圧式でしたが、最近ではサーボモータが使用されます。 油圧部分もありますが、このため、インバーター制御が可能になり、電力の省力化が図れるようになりました。従来と比べて消費電力の80%以上の省力化に成功した例があります。弊社では省力化の設計・製作を行い、コスト削減につながる機器の開発に力をいれています。